セ○クステクニックを追い求めた結果…

これは僕がセックステクニックばかりを追い求めた結果、

上手くなるどころか、それこそ相手を不快させることにつながっているんだということに気づいたお話です。

目次

セックステクニックを追い求める日々

これは僕がまだ女性用風俗に入りたての頃のお話。

当時はどうすれば上手くなるんだろう?

まず何から始めればいいんだろうと右も左も全くと言っていいほどわからない状態だった。

わからないなりに僕がまず始めに手をつけたのは

ネットにあるセックステクニック系のチャンネルをみて勉強してみるといった方法だった。

当時僕はyoutubeにどっぷりとはまっていたため、

たまに流れてくるセックステクニックを謳うチャンネルを見ては、「あ、これをマスターしたら、夜の営みめちゃくちゃ上手くなって、相手も気持ちよくなるんだ!!」という風に当時は思っていた。

しかし、それは今から思えば、ネットに落ちている情報を馬鹿の一つ覚えのように学んでいただけだった。

しばらくは、それを見てお客様に試すと言ったことを繰り返していた。

「このテクニックを使えば気持ちよくなるんだろう」、「こうやってやればイってくれるんだろう」

僕の頭の中はそういった知識でいっぱいになっていた。

今思えばただのノウハウコレクターに過ぎなかったと思う。

お客様の辛辣な言葉に絶望

そんな生活を続けていたある日。

僕は、あるひとりの新規のお客様の元へお仕事に向かっていった。

夜の22時頃。

駅の改札をおりてお客様のお家へと向かっていく。

しばらくすると、一つのアパートが見えてきて、外に一人の女性が立っていた。

僕が近づいていくと、相手も気づいてくれて、そこではじめましてをした。

彼女は小柄で細身の綺麗な女性だった。

お家に上がらせてもらい、色々聞いてみると、今日はなんとなく寂しかったから、

前々からしってはいたけど初めて女性用風俗を呼んでみたという旨を伝えてくれた。

当時の僕は、そうなんだ〜と思いながら、それほど真剣に話を聞いておらず、そのままの流れで施術に入ることになった。

最初マッサージをしている段階では、気持ちよさそうにリラックスしてくれていたため、僕自身も「あとは、いつも学んでいるテクで気持ちよくさせてあげよう」という風な考えで施術をしていた。

そしていざ性感マッサージへと移っていく。

初めの方は少し吐息を荒げて、気持ちよくなってくれている感じがあった。

僕自身も少しだけ手応えを感じていて、これだったら、いかせてあげることができるぞ、という風に思っていた。
(こんな考えの時点でそもそもうまくいくはずなんかないのに….)

上から下へと攻めていき、僕は手マンをし始めた。

ですが、そこから徐々に彼女の吐息が小さくなっていく。

むしろ後半あたりには、あんまり気持ちよくなさそうにして、早く終わらないかな〜みたいな顔をしていた。

僕も次第に不安になり、彼女に聞いてみた。

「あんまり感じない?」

すると彼女は、

「気持ちよくないわけじゃないんだけど、なんかいまいち盛り上がらないよね。ドキドキ見たいな気持ちがないというか。〇〇くんそんなに遊んだことないでしょ 笑」

僕はこんな辛辣な言葉を浴びせられてしまった。

ぶっちゃけ、遊んでいなかったわけではない。

むしろ、気持ちよくしようとしていたはずなのに、なんでこんなこと言われなきゃいけないんだろうとずっと頭の中で考えていた。

結局雰囲気も台無しになってしまい、施術は終了。

僕自身なんとも言えないモヤモヤが残ったまま、帰路につくことに。

「え、まじで悔しいんだけど…。何がダメだったんかな…」

ぶっちゃけその後めちゃくちゃ落ち込んでいた。

それから何が原因だったのかわからないまま僕は考えるようになった。

あの時何がいけなかったんだろう。

いろんなテクニックも勉強してたし、それで満足してくれると思っていた。なんでなんだろう….。

確かに当時、僕は入ったばかりで、リピートも全然返すことができていなく、少しばかり焦っていたかもしれない。

だからこそ、なんで満足してくれなかったのか当時の僕には全くと言っていいほどわからなかった。

悩みを打ち明ける

そんな中、僕には当時、性格のあうセフレがたまたま一人だけいた。

そのセフレはそんなに頻繁に会うような中ではなかったが、たまに会ってお互いの近況を報告したり、相談したりするような中だったため、久しぶりにあって、色々悩みを打ち明けることにした。

「実は以前仕事でこういうことがあって、俺はそれなりに勉強してたつもりだったんだけど、全くもって気持ちよくなさそうにしてたんだよね。

いまいち、何が原因だったのかもわからないし、これ聞いて何か原因思いついたりする?」

すると彼女の口から、出たのは予想外の言葉だった。

「テクニックの話ばっかしてるけど、一旦それ全部やめてみたら?」

僕からしたら、それが売り上げをあげたり、成功するための秘訣だと思っていたためぶっちゃけ

「は?何言ってるんだこいつ」と思ってしまったが、彼女は引き続き、話始めた。

「多分マルティーニくん、そればっかりに目がいってない?ちゃんと女の子の話聞いたり、居心地のいい空間とか作ろうとした?話聞いてる限り、めちゃくちゃ自分よがりな気がするんだよね。女の子が本当にまた会いたいと思うのは心だから」

そう言われた時、的を得た魚のように悩みの答えをそのまま言われたような気がして、何も言い返すことができなかった。

確かに、相手の話に耳を本気で傾けたり、居心地のいい空間を作ろうというところまでは、全くと言っていいほど意識が回っていなかった。

テクニックばかりに目がいっていたのは間違いない。

僕はその時点で、辛辣な言葉を投げてくれたお客様に逆に申し訳ないという思いと、そこに気付けなかったことに対する、自分への情けなさでいっぱいになっていた。

「よく考えればまじでそうだわ…..まず自分のことを気に入ってもらおうとかしてなった。まじか,,,笑」

だって、気持ちよくなって欲しいのも全部、目の前のお客様に心の底から喜んでもらうための要素の一つにしか過ぎないのに、僕自身が、気持ちよくなってほしい、ということばかりに囚われ過ぎた結果、その他の部分が全く見えていないくらい疎かになっていた気がする。

それって自己満足でしかなかったってこと。ただただ虚しかった

何してんだろ俺…喜んでもらいたくてやってたこと(テクニックで気持ちよくすること)って全部意味なかったじゃん。

本末転倒なことしてるわ。

そういった悔しさだったり、虚無感で覆われて、改めて本当にそのお客様に申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。

そして実際にその話の中でテクニックもさることながら、居心地のいい空間づくりや、雰囲気づくり、相手に安心感をいかに持ってもらうかがどれだけ大事なことなのかがわかった。

もちろんテクニックも大事。でもそれ以前に、相手を楽しませたり、居心地のいい空間がなければ、気持ちよくなるものも気持ちよくならない。

そこに気付いてから気遣いや優しさが行為においていかに大事なのかということを理解した。

プライドを捨てて聞きまくる

それからというものの、僕自身、テクニック以上に気遣いや居心地の良さを作るために、色々先輩からアドバイスを聞くことにした。

実際に、みんなから尊敬されていて、本来は遠い存在の大先輩に対しても、プライドを捨てて、ゴリゴリ聞きにいくことで、逆に気に入られて色々教えてもらうことできたり。

実際に気づかせてくれたセフレにも感謝してそこから色々と相談するように。

例えば、施術中の温度は少し高めの方が寒くないかな?とかお風呂で体洗ってあげるとか、本当にそういう些細なところから始めて、それを積み重ねていくことで徐々に居心地の良い空間を作っていけるようになっていた。

すると、そういった雰囲気づくりや、気遣い、リラックスできる空間作りに注力した結果、徐々にではあるが、リピートが帰ってくるようになり、実際に、お客様に心開いて話してもらえるようになった。

さらにそれまで学んでいたテクニックがそこに掛け合わさることで、リラックス→興奮の流れを作ることができ、女性の感度が上がったり、今までよりも相手の反応がよりよくなった。

その時の僕は、これが大事だったんだと、ある種、目が覚めたように気づくことができた。

今までは一辺倒にテクニックテクニックと、それこそが正義かのように思っていた。

しかし、今考えれば、そんな者は本質でもなんでもないし、みんなにとって都合よく作られた、うまくなるためのわかりやすい理由でしかないんだなとも思った。

夜の営みはどこまでいってもコミュニケーションだし、心と心でつながっていなければ、いくら小手先のテクニックを鍛えたところで意味がない。

まずは信頼されたり、安心してもらうために空気作りや前戯が一番大事。

そこに気づけてからは、目の前の女の子の反応がみるみる変わっていって、それが本当にびっくりした。

特に安心感てこんなにも大事なんだと感じたエピソードがある。

寒く冷たい風が吹き荒れる、12月半ばのお話。

僕は事前にDMでお客様と連絡を取り合い上野で15時に待ち合わせをしていた。

僕たちは改札の前で会うことに。

僕が改札を出て、あたりを見回すと壁際のところに、一人の女性がたっていた。

近づいて話しかけると、

見た目は石田ゆりこをめちゃくちゃ幼くしたような、若さと色気のどちらも持ち合わせてる子だった。

今回は彼女のことをRちゃんと呼ぶとしよう。

僕はRちゃんと合流して、そのままラブホテルの方へと向かうことに。

僕はRちゃんがどんな人なのかを知るために色々とお話を聞いてみた。

「Rちゃんは今日なんできてくれたの?」

すると「えっと…」と恥ずかしがっている。

極度に緊張していてうまく話せなような感じだった。

だけど僕はそれもお構いなしに色々と聞いていった。

すると彼女が突然、

「実はめちゃくちゃ人見知りで、極度に緊張しちゃうくせがあるんです。ごめんなさい」と言ってくれて、

僕は本当に気にしてなかったので、

「全然大丈夫よ!初めましてなんて誰でも緊張するから、徐々に打ち解けて行こうね」といって、

そのままホテルの方へと入っていった。

僕たちはホテルに入り、お互いにソファーに座ってお話をすることに。

彼女が緊張しいということはわかったので、まずはめちゃめちゃ安心させてから、施術をしようと僕は考えていた。

話だけで1時間ほど使い、彼女にとって緊張がなくなり、居心地のいいなと思える空間を作っていった。

部屋も本当に薄暗くして、見えるか見えないかくらいで、ずっとお話していた。

雰囲気のある空間で、彼女の性の悩みなども色々と聞いていく。

すると彼女が

「実は普段行為中に、恥ずかしいとか申し訳ないとかいろんなことを考えちゃっていて行為に集中できることってそんなになくて」

「本当は気持ちよくなりたいんだけど」

という悩みを僕に打ち明けてくれた。

僕は彼女の悩みに親身に乗りつつ、時折ふざけながらも、心を開いてくれるように、積極的に彼女と和んでいった。

すると彼女は場の雰囲気も相まって次第に心を開いてくれるように。

そこから安心してちょっとずつくっついてくれるように。

僕は彼女が勇気出して話してくれてるんだから、

僕も積極的にいこうと思い、不意打ちでキスしてみたり、ハグしてみたりソフトなイチャイチャを続けていった。

すると次第に彼女の笑顔がも少しずつ増えていった。

だけど、僕はただ和むだけじゃなく、彼女の人に言えない性癖まで知ることで本当に気持ちいい施術ができると考え彼女に聞いてみることに。

「もし人に言えないような性癖があれば、俺には言って欲しい」

すると、いきなりすぎたのか、彼女は顔を赤らめて、恥ずかしそうに、下を向いている。

僕自身これは何かあるなと思い、彼女に、こそっとでいいから教えて欲しいなと誘導した。

すると、彼女が

「実はめちゃくちゃドMでとことん責められたり、なんなら縛られたりするのもめちゃくちゃ興奮します」

とぶっちゃけてくれた。

むしろ普段そういうのを妄想はしたりするけど、言うのは恥ずかしいから、自分の中に留めてあったらしい。

それめちゃくちゃエロくないか?と思った。

だって普段普通の看護師で、見た目も可愛いらしく、でもそんなことを考えている。

全く遊んだりしてなそうな子だったので、せっかく言ってくれたんだからやらないとな!と思った。

彼女が心の底からやりたいことを打ち明けてくれたことで、

僕自身も腕がなるな、これはやらなきゃと思い、いざ施術に入る。

まずはマッサージをしながら体全体をほぐしていきよりリラックスした状態を作っていく。

めちゃくちゃどエロく焦らして、

もう無理,,,,,,,,,(照)という極限まで焦らしていく。

彼女のビクビクがかなり高まってきたところで、僕は彼女を仰向けにした。

普段緊張してあんまり行為に集中できないと言っていた彼女も、安心してもらうために、いろんな会話をして和んでめちゃくちゃリラックスしてもらったおかげで、顔を火照らせて、やばい…というような表情で上目遣いでこちらを見てくる。

それがめちゃくちゃ興奮した。ただただエロかった。

そこからは彼女のしたかったプレイを叶えてあげる。

目隠しをして、手を縛り、足を縛り、彼女の細い首をグッと持って徐々に首をしめていく。

「あっっ….うん….」彼女の女の子らしい、エロい声が部屋中に響き渡る。

僕はそのまま彼女を身動き取れない状態にして、

くるしいいよおという彼女の表情を見つめながら僕は彼女の秘部攻めていく。

彼女の好きなスポットを執拗に責めていくと、彼女は身動き取りたいの取れなくなっていく。

腰は諤々震えるのに足や手が動かせなく、首締めによって口が呆気っぱなしの彼女はめちゃくちゃエロく、唾液が頬を伝う。

もうエロ漫画のような光景としか思えなかったが、その状況に僕たち二人はめちゃくちゃ興奮していた。

彼女は乱れに乱れ、いろんな感情が渦巻き、

僕もそれに呼応するようにめちゃくちゃにエロく興奮するようなプレイでより興奮を煽る。

終わった頃には僕たち二人とも果てに果て天井を見つめてゆっくりただぼーっと上を見つめていた。

何分かたち彼女も少しゆっくりできたようで、「ヤバかったよぉ…..」と顔を赤らめてこちらに抱きついてきた。

そこからもずっとイチャイチャしていたが、もう時間になるということで、僕たち二人は駅に向かうことに。

昼過ぎに集合したためまだ明るかった空も一面真っ暗になり、夜の街の明かりが僕たちを照らしている。

いざ別れる時にになると、彼女もめちゃくちゃ寂しそうにしてくれ、

人目もはばからず、改札の前で何度も熱いキス交わした後、僕たちはバイバイした。

すると、解散してからすぐに1通のラインが。彼女からだった。

「〇〇くん本当にありがとう。今日人生ではじめて自分が本当にやってみたかったプレイできた気がする。

今回の施術で

あぁ、私はこういうのが好きだったんだ。

こういう風にいきたかったんだ、

っていう本来の自分を思い出させてくれた。

なので次回はもっともっと自分を解放してお願いできたらなと思います。

早くまた会おうね!」

そう言ってくれて本当に嬉しかった。

安心感、リラックスさせるだけでこんなにも違うのかとしみじみ感じる素敵なエピソードだった。

嬉しい感想の数々

実際に、それからというもの

施術をやっていく中で、

「こんなに気持ちよくなれたのは初めて!」といった気持ちのこもった口コミや感想を

たくさんいただけるようになるのは本当に心の底から嬉しかった。

もともと、痛いとかもう良いよとか言われていた僕が、

ここまでいってもらえるようになれたからこそ、

夜の営みについて真剣に学べば誰だって、

相手から喜んでもらえるような夜の営みをすることはできる。

始めは、なんでうまくいかないんだろうと思っていたが、それもそのはず。

テクニックを追い求め過ぎて、まずリラックスした空間を提供することができていなかったから。

そのせいで、十分に信頼や安心してもらった状態で施術をすることができず、

それが結果として気持ちよくないということにつながってしまっていた。

本当に本末転倒なことをしていたなという感じがする。

結果として、その意識が変わっただけで売り上げは爆増して、200万円売り上げることができたのだから、

夜の営みにおいて何が大事なのかこの出来事のおかげで本当に大切なことを知れた気がする。

始めの方で本音をいってくれたお客様にも、今では感謝している。

テクニック以上に大事なもの

まとめると、

テクニックももちろん大事だが、それ以前に自分と一緒にいることで安心感を感じてもらったり、

少しでも信頼されていなければ全く意味ない。

テクニックはあくまで最低限不快にさせないレベルあればいいと思っている。すべてじゃない。

それ以上に、大事なのは女の子への気遣いや安心感をまず与えてあげること。

その上でテクニックを磨けば、それが最高の気持ちよさにつながる。

好きになってもらったり、お互いの信頼関係を磨けば磨くほど、

あとは最低限のテクニックで気持ちよさはうなぎ上りに上がっていく。

そうすれば最高の夜の営みになる。僕はそう考えます。

もしこれを読んで、あなたの夜の営みが少しでもいいものになれば嬉しいです。

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